こんにちは。
ハッピーライフコンサルティングの川元です。
マイホーム購入。
子育て世代にとって、大きな夢の一つではないでしょうか。
実際に、「子どもが生まれたので家を考え始めました」というご相談も多くいただきます。
家族が増えることで、
・今の家が手狭になった
・子どものために環境を整えたい
・家賃を払い続けるのがもったいない
と感じる方も少なくありません。
また最近は、SNSやYouTubeなどでも、
「早く買った方がいい」
「住宅ローン控除があるから得」
「家賃と同じくらいの支払いで家が持てる」
といった情報を目にする機会が増えました。もちろん、住宅購入そのものが悪いわけではありません。
むしろ、家族にとって安心できる場所を持てることは、とても大きな意味があります。
ただ、住宅購入で特に注意したいのが、
“家を買うこと”がゴールになってしまうことです。
特に最近は、住宅ローンの金利も少しずつ上がってきています。
以前は、
「超低金利だからとにかく変動金利」
という流れも強くありました。
ですが現在は、
「今後さらに金利が上がったらどうしよう」
と不安を感じる方も増えています。
だからこそ今、改めて大切なのが、「いくら借りられるか」ではなく、
“いくらなら無理なく返していけるか”
という視点です。
住宅会社や銀行では、年収から借入可能額を提示されることがあります。
ですが、
“借りられる金額”と、“安心して返していける金額”は別です。
例えば、
・教育費が増えた
・奥さまが時短勤務になった
・転職で収入が変わった
・物価が上がった
・車の買い替えが必要になった
など、人生にはさまざまな変化があります。
特に子育て世代は、今後10年、20年の間で家計が大きく変化する可能性が高い時期でもあります。
住宅ローンは、何十年と付き合っていくものです。
だからこそ、“今だけ”ではなく、将来まで見据えて考えることが大切です。
また、住宅購入後に意外と増えるのが、“ローン以外の支出”です。
例えば、
・固定資産税
・火災保険
・修繕費
・外構費用
・家具家電
・引っ越し費用 などです。
マンションであれば、管理費や修繕積立金も必要になります。
実際に、「家賃と変わらないと思っていたけど、思った以上に出費が増えた」
という声も少なくありません。
さらに最近は、物価上昇の影響もあり、
・食費
・電気代
・ガソリン代
など、毎月の生活費そのものが上がっています。
つまり、“住宅ローンだけを見れば払える”
という考え方では、家計全体が苦しくなる可能性もあるのです。
そして、住宅ローンを考えるうえで、今かなり悩まれる方が多いのが、
「変動金利か、固定金利か」という問題です。
以前は、「変動金利一択」のような空気感もありました。
確かに、変動金利は固定金利より低いケースが多く、毎月の返済額を抑えやすいメリットがあります。
ですが、今後の金利上昇によって、将来的に返済額が増える可能性もあります。
一方で、固定金利は毎月の返済額が安定しやすい安心感があります。
ただ、その分、変動金利より金利が高いケースもあります。
つまり、「どちらが正解か」ではなく、
“自分たちに合っているか”が大切なのです。
例えば、
・毎月の支払いを安定させたい
・余裕資金をどれくらい持てるか
・金利上昇にどれくらい耐えられるか
・今後の働き方はどうか
によって、選び方は変わります。
周りがどうしているかではなく、“わが家が安心して続けられるか”という視点が重要です。
そして、住宅ローンを考えるうえで、もう一つ大切なのが、“もしもの時”への備えです。
例えば、病気やケガで働けなくなった場合。
収入が減ったら?
一家の大黒柱に万が一があったら?
教育費は?
生活費は?
住宅ローンは?
こうした視点まで含めて考えることが重要です。
住宅ローンを組む際には、団体信用生命保険(団信)に加入するケースも多くあります。
ですが、
・どこまで保障されるのか
・働けなくなった場合はどうなるのか
・三大疾病は含まれるのか
など、内容をしっかり理解できていない方も少なくありません。
また、団信があるからといって、それだけで全て安心とは限りません。
住宅ローンがなくなったとしても、生活費や教育費は必要だからです。
団信はお金がもらえるわけではないですからね。
だからこそ、“家を買う”だけではなく、
“買った後も安心して暮らせるか”まで考えることが大切なのです。
そのためには、
・今の家計
・将来の教育費
・働き方
・老後資金
・万が一への備え
まで含めて、全体のバランスを見る必要があります。
住宅購入は、人生の中でも大きな決断です。
だからこそ、
「勢い」や「みんなが買っているから」ではなく、将来の生活から逆算して考えることが大切です。
どんな暮らしをしたいのか。
どんな働き方をしたいのか。
子どもにどんな環境を作りたいのか。
そこを整理することで、住宅ローンとの向き合い方も変わってきます。
マイホームは、買うことがゴールではありません。
“その先も安心して暮らせること”
が本当の意味で大切なのだと思います。
もし、
「今の借入額で大丈夫?」
「変動と固定、どちらが合っている?」
「繰上返済はした方がいい?」など気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。