こんにちは。
ハッピーライフコンサルティングの川元です。
「子どもが生まれたので、そろそろちゃんと考えないと…」
子育て世代の方から、よくいただく言葉です。
実際、子どもが生まれると、今までとはお金の使い方が大きく変わります。
オムツ、ミルク、洋服、病院代、保育園、教育費…。想像以上に“細かい支出”が増えていきます。
さらに、住宅購入を考えたり、車を買い替えたり、働き方を見直したり。
ライフスタイルそのものが変わるご家庭も少なくありません。
特に最初のお子さまの場合は、「何にどれくらいお金がかかるのか分からない」という不安を感じる方も多いと思います。
そんな中で、多くの方が最初に考えるのが、「とりあえず貯金しないと」ということです。
もちろん、とても大切です。ですが、ここで一つ大事なことがあります。
それは、“何のために貯めるのか”を整理することです。
例えば、教育費のためなのか、生活防衛資金のためなのか、住宅購入のためなのか、老後資金のためなのか。
同じ「貯金」でも、目的によって考え方は変わります。
特に子育て世代は、“将来必要になるお金”が複数同時にやってきます。
だからこそ、何となく積み立てるのではなく、「いつまでに」「いくら必要か」を整理することが大切です。
例えば教育費。大学進学まで考えると、数百万円単位のお金が必要になるケースもあります。
さらに最近では、習い事、塾、スポーツ、留学など、大学以外にも教育費がかかる場面が増えています。
もちろん、「絶対に私立へ行く」「絶対に留学する」と決まっているわけではありません。
ですが、子どもが将来、「これをやりたい」と思った時に、
“お金が理由で選択肢を狭めない状態”を作っておきたいと考える親御さんは多いのではないでしょうか。
実際、「本当はやりたいことがあったけど、金銭的に諦めた」という経験を持つ方も少なくありません。
だからこそ、教育費は“その時になってから考える”のではなく、少しずつでも早めに整理しておくことが大切です。
ただ、ここで焦る必要はありません。
教育費は「今すぐ全額必要」というわけではないからです。
つまり、時間を味方につけながら準備できるお金でもあります。
一方で、急な病気やケガ、働けなくなった時のお金は、“突然必要になるお金”です。
例えば、入院、収入減少、働き方の変化など、予想していなかった出来事が起こることもあります。
特に子育て世代は、自分たちだけではなく、「家族を守る」という視点も必要になります。
ここを全部同じように考えてしまうと、家計のバランスが崩れてしまうことがあります。
だからこそ大切なのは、
①近い将来必要なお金、②長期で準備できるお金、③万が一への備え
を分けて考えることです。
例えば、数年以内に使う可能性が高いお金は、すぐに使える状態で準備しておく。
一方で、20年後、30年後を見据えるお金は、長期で積み立てながら育てていく。
さらに、万が一のことが起きた時のために、家族を守る準備も考えておく。
このように、“お金の役割”を分けて考えることが重要です。
また最近は、SNSやYouTubeなどで、お金の情報を見る機会が増えました。
「NISAがいい」「iDeCoがお得」「保険はいらない」「投資しないと危ない」など、さまざまな情報が流れています。
もちろん、情報収集はとても大切です。
ですが、情報が多すぎるからこそ、「結局うちは何を優先すればいいの?」と悩む方も増えています。
実際、周りがやっているからという理由で、何となく始めているケースも少なくありません。
ですが、大切なのは、“正解探し”をすることではありません。
ご家庭によって、収入、働き方、子どもの人数、価値観、将来の理想は違います。
だからこそ、必要なお金も変わります。
「教育費を優先したい」というご家庭もあれば、「住宅購入を優先したい」というご家庭もあります。
また、「老後まで含めて早めに準備したい」という方もいれば、「まずは毎月の生活に余裕を持ちたい」という方もいます。
どれが正解・不正解ではありません。
大切なのは、“わが家に合っているか”です。
また、日本には家計を支えてくれる公的制度もあります。
例えば、児童手当、高額療養費制度、遺族年金、育児休業給付金などです。
ですが、これらを「なんとなく聞いたことはある」という方も少なくありません。
実は、お金の不安は、“知らないこと”から生まれているケースも多いのです。
逆に言えば、制度を知り、現状を整理することで、「思ったより大丈夫だった」と安心できることもあります。
だからこそ、民間の商品だけではなく、まずは“使える制度を知ること”も大切です。
そのうえで、貯蓄、積立投資、保険などを、目的ごとに整理して考えていくことが重要になります。
そして、お金のことを考える時に、もう一つ大切なのがあります。
それは、“家族で話すこと”です。
どんな暮らしをしたいのか。子どもにどんな経験をさせたいのか。何を大切にしたいのか。
これによって、必要なお金も変わってきます。
お金は、ただ増やすことが目的ではありません。“家族の未来を作るための手段”です。
だからこそ、「将来が不安だから」だけではなく、“どんな未来を家族で叶えたいか”から考えることが、
お金と向き合う第一歩なのかもしれません。
いきなり完璧に準備する必要はありません。
まずは、「わが家は何のためにお金を準備するのか?」を整理すること。
そこが明確になるだけでも、お金との向き合い方は大きく変わっていきます。
もし、「何から考えればいいかわからない」「今のままで大丈夫?」「教育費と老後、どうバランスを取ればいい?」
など気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。