こんにちは。
ハッピーライフコンサルティングの川元です。
「一応、毎月貯金はしています。」
子育て世代の方とお話ししていると、よく聞く言葉ですし、
毎月しっかり貯金をされていること自体は本当に素晴らしいことだと思います。
ただ実際には、詳しくお話を聞いていくと、“何のために貯めているのかが明確になっていない貯金”になっているケースも少なくありません。
例えば、生活費の残りをそのまま貯金していたり、とりあえず積立をしていたり、
「将来のために何となく預金している」という状態です。
もちろん、貯金をする習慣そのものはとても大切ですし、将来に向けて行動されていることは本当に素晴らしいことです。
ですが、ここで一つ大切なのは、“何のためのお金なのか”を整理することです。
子育て世代には、今後さまざまなお金が必要になってきます。
教育費、住宅購入、老後資金、車の買い替え、旅行、万が一への備えなど、必要なお金にはそれぞれ役割がありますし、
さらに重要なのが、“使うタイミング”もすべて違うということです。
例えば、数年以内に必要になる可能性が高いお金もあれば、20年後、30年後を見据えて長期的に準備していくお金もあります。
ですが、これらを全部まとめて「とりあえず貯金」という状態にしてしまうと、
実際にはどのお金がどれくらい準備できているのか分からなくなってしまい、
結果的に漠然とした不安につながってしまうケースも少なくありません。
逆に言えば、お金の役割を整理するだけでも、「何となく不安」という状態から抜け出せることもあります。
また最近は、SNSやYouTubeなどで、「貯金だけでは危険」「投資しないと損」「現金を持つ意味はない」といった情報を見る機会もかなり増えました。
もちろん、資産形成はとても大切ですし、長期で積み立てながらお金を育てていく考え方は
これからの時代において重要な選択肢の一つだと思います。
ですが、不安だけをきっかけに始めてしまうと、相場が下がった時に怖くなってしまい、
途中で積立をやめてしまうケースも少なくありません。
実際に、「積立を始めたけど、下がった時に怖くなって解約してしまった」というご相談をいただくこともあります。
だからこそ大切なのは、周りがやっているから始めることではなく、“自分たちの必要なお金は何なのか”を整理することです。
子育て世代のお金の準備で大切なのが、“安心して使えるお金”を持っておくことです。
子育てをしていると、本当に予想外の出費が多くあります。
急な病院代、家電の故障、子どもの習い事、冠婚葬祭、車の修理など、「予定していなかった支出」が重なることも少なくありません。
そんな時に、「ほとんどのお金を投資に回していて、すぐ使える現金が少ない」という状態になってしまうと、
精神的な不安につながることもあります。
だからこそ、すぐ使う可能性があるお金と、長期で育てていくお金を分けて考えることが大切なのです。
さらに最近は、物価上昇の影響もあり、「前より貯金ができなくなった」と感じているご家庭も増えています。
食費、電気代、ガソリン代など、毎月の生活費そのものが上がっているため、以前よりも家計に余裕を感じにくくなっている方も少なくありません。
そんな中で大切なのは、“とにかく節約すること”だけではありません。
何にお金を使っているのか、何を優先したいのか、将来どんな暮らしをしたいのかを整理することが重要です。
そして実は、多くの方が「何となく不安」を抱えています。
ですが、実際に家計や将来必要なお金を整理してみると、「思ったより大丈夫だった」と安心できるケースもあれば、
「ここは早めに準備した方が良さそう」と気づけることもあります。
つまり、大切なのは、不安になることではなく、“現状を知ること”です。
また、お金の準備を考える時に意外と見落とされやすいのが、“時間”という考え方です。
例えば、同じ100万円を準備する場合でも、
「1年で準備する」のか、
「15年かけて準備する」のかで、毎月の負担は大きく変わります。
だからこそ、子育て世代のお金の準備は、“早く始めること”そのものが大きな武器になります。
特に教育費や老後資金のように、将来必要になるタイミングがある程度見えているものは、時間を味方につけながら少しずつ準備していく考え方が非常に重要です。
逆に、「まだ先だから大丈夫」と後回しにしてしまうと、必要になった時に毎月の負担が大きくなってしまうケースもあります。
お金の不安は、「お金が足りないこと」だけが原因ではありません。
“何にどれくらい必要なのか分からないこと”が、不安につながっているケースも多いのです。
逆に言えば、現状を整理し、必要なお金が見えてくるだけでも、気持ちが楽になることがあります。
子育て世代は、教育費、住宅ローン、老後資金など、同時に考えることが本当に多い時期です。
だからこそ、一人で悩みながら進めるのではなく、まずは“わが家のお金の全体像”を知ることが大切なのだと思います。
気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。